軽トラをキャンピングカーにしたい！　自作キットを使えば簡単だが……

普段は軽トラックを仕事に使う管理人ですが、たまに憧れることがあるんです。それは「軽トラでキャンプしたい」ということ。

もちろんテントやコンロといったキャンプ道具を軽トラの荷台に積んで、キャンプ場でキャンプすることは、道具さえそろえばすぐにでもできます。

ただ、やっぱり快適なのは「軽トラをキャンピングカーに改造」です。実際、たまにガチのキャンピングカーに改造した軽トラも見かけます。

「でもそれって……お高いんでしょ？」と思うわけですが、最近自作キットというのが話題になりました。

軽トラキャンピングカーの色々

軽トラックをキャンピングカーにするといっても、松竹梅のように、ご予算に応じていろいろあるようです。

軽トラキャンピングカー：松プラン

例えば、埼玉県にある「オートショップ　アズマ」で販売されている「K-ai Small Camper　ケーアイ」は一見軽トラックとは思えないほどの一体感のある仕上げの、ザ・キャンピングカーといえる車両です。

また、鹿児島県にある「バンショップミカミ」の「テントむし」も見るからに快適そうなキャンピングカーをラインナップしています。

どちらもベースとなる軽トラック車両込みの値段で税別200万円台後半からの価格となっています。軽トラックの新車価格を考えると、おおよそ160万円以上がキャンピングカー仕様にするための費用という事になりそうです。
どちらのホームページでも価格を公表していますので、予算を考えるうえで非常に参考になりますね。

軽トラキャンピングカー：竹プラン

軽トラックをキャンピングカーに改造するとき、上に書いたように完全な改造ではなく、荷台に「キャンピングシェル」というものを載せることで簡易的にする手段があります。このキャンピングシェルは「荷物扱い」です。どういうことかというと、上に書いた完全改造は「特殊車両」で8ナンバーになるのですが、キャンピングシェルを載せている軽トラックは普通の貨物車両で4ナンバーになります。このため、ナンバーを変えるといった手間が必要ありません。

例えば、兵庫県にある「トラベルハウス」では会社名と同じ「トラベルハウス」という商品を発売しています。こちらは「100万円を切る価格」（ホームページより）で販売されており、完全改造よりは費用がぐっと下がります。また、軽トラに積まずに庭に置いたりして使う方もいるそうです。

他にも、山梨県にある「MYSミスティック」でも「J-cabin Miniシリーズ」、「MiniPOP」といったラインナップがあります。こちらは価格が公表されていません。